すっぴんで外に出られない、と誰にも言ったことがない方へ。この記事では、その状態を肌の悩みではなく言葉にし直す手順と、私がなぜこのサロンを始めたのかを、毎日肌を見ている施術者の立場から書きます。
ゴミ出しの5分でも、塗ってから出ている方へ
ゴミ出しに出る5分。宅配便を受け取るために玄関を開ける数十秒。それでも、顔に何かを置いてからでないと出られない。そういう日が続いている方に向けて書いています。
すっぴんで外に出られない。この一言に心当たりがある、とおっしゃる方に、私はこれまで何人もお会いしてきました。
もうひとつよく伺うのが、塗る量が年々増えている気がする、という話です。自分では昔と同じつもりでいるのに、鏡の前で置いている量だけが、少しずつ変わっている。
そして三つ目。これまでに試したものの数を、数えたことがある。 棚に並んでいるものを一度数えてみた、という話も伺います。
ただ、このことを誰かに相談した、とおっしゃる方には、私はあまりお会いしていません。わざわざ持ち出すほどのことでもない気がして、言わないまま続いている。
悩みとして扱われてこなかった、というのがこの状態のいちばんの特徴だと私は思っています。
それは肌の悩みというより、出かける前に必ず通る手順になっています
すっぴんで出られない、というのは、一見すると肌がどうであるかの話に見えます。
ただ、実際に起きていることを並べてみると、少し違う形が出てきます。出かける前に必ず通る手順が、ひとつ増えている。 通らないと外に出ない。だとすれば、これは肌の話というより、外出の手順の話です。
そして手順になってしまうと、言葉にしづらくなります。毎日やっていることには、悩みとしての名前がつきにくい。
「なぜそうなるのか」の説明は、この記事ではしません。物のせいにする話でもありません。まず自分がどういう手順を踏んでいるのかを、自分の言葉にしてみる。 この記事が扱うのは、そこまでです。
何年も自分の肌に悩んで、答えを探し続けていました
ここから少しだけ、私の話を書きます。
私は何年も、自分の肌に悩んでいました。答えがどこかにあるはずだと思って、探し続けていました。
いちばんお金をかけたのは化粧品です。1万円前後のクリームを、何本も買いました。良いと聞けば試して、また次を買う。その繰り返しでした。
結果から言うと、私の場合は、それで変わることはありませんでした。
ただ、だから化粧品には意味がない、という話ではありません。私が言えるのは、私の場合はそうだった、というところまでです。同じものが合う方はいらっしゃいますし、私の使い方に問題があった可能性もあります。
それでも、私にとっては、そこが行き止まりでした。そして、その行き止まりが、このサロンを始めた出発点になっています。同じところで止まっている方の側に立ちたかった、というのがいちばん近い言い方です。
なぜ何本試しても変わらなかったのか、その理由については先に別の記事に書きました。ここでは深さの話には立ち入らず、そこから何を始めたかのほうを書きます。
ノーファンデという名前を、「なれる」という意味では使っていません
S:RAという店の名前の前に、ノーファンデという言葉を置いています。どういう意味で使っているのかを書いておきます。
ノーファンデというのは、ファンデを否定する言葉ではありません。頼る量を、減らしていける状態を目指す。その方向の名前です。
「なれます」とは書きません。ここは意識して選んでいます。
何ヶ月でこうなります、という言い方を私はしません。肌の出方も、生活の条件も、その方ごとに違います。言い切れることと、言い切れないことがある、というのが私の立場です。
言い切れないことを言い切れば、その場では強い言葉になります。ただ、受け取った方が後で困る。だから名前は、到達点ではなく方向として置いています。
そのうえで、この記事の話と繋がるところを書きます。出られない場面が言葉になると、どちらへ向かって減らしていくのかが決まります。これは塗るのをやめる話ではありません。塗る量を、自分で決められる側に持っていく。 そういう方向の話です。
「塗らない日をつくりましょう」という話ではありません
ここまで読んで、では塗らない日をつくればいいのか、と受け取られる方がいると思うので、先に書いておきます。
この記事は、塗るのをやめる提案をしていません。 同時に、塗らないのはよくない、とも書きません。
扱っているのは、塗る量を自分で決められるかどうかのほうです。自分で決めている状態と、決まってしまっている状態は違います。
そして塗る量は、隠したい場所が決まっていることで決まっていきます。どこにどれだけ置いているかを記録する手順は、別の記事に書きました。この記事では、その手前にある「出られない場面」のほうを扱います。
今日からできる、出られない場面を言葉にする3つ
今夜からできることを3つ。使うのはスマホのメモだけです。
① 塗らずに出られる場面と、出られない場面を分けて書く
夜、寝る前の5分で。スマホのメモを開いて、画面を2列に分けます。
この1週間で外に出た場面を、思い出せるだけ並べてください。そして、塗って出たか、塗らずに出たかで振り分けます。
思い出せない場面は書かなくて大丈夫です。思い出せた分だけで足ります。
② 出られなかった場面のほうに、そのとき誰と会うかを書き添える
①のすぐあと、同じ行の右側に書きます。
その場面で会う相手を一言だけ。家族、同僚、知らない人、誰にも会わない。この程度の粗さで十分です。
ここで相手を評価しないでください。誰が悪いのでもなく、場面ごとに前提が違っていた、という記録です。
③ その場面が、いつごろから増えたかを書き足す
②のすぐあと、メモのいちばん下に1行足します。
いつごろからそうなったか。季節の変わり目、生活が変わったとき。思い当たる範囲でかまいません。
分からなければ「分からない」と書いてください。書けなかったことも、そのまま記録になります。
並べたあとの読み方
出られない場面が多かったから重い、少なかったから軽い、という読み方はしません。これは自分を採点する作業ではなく、場面を並べる作業です。
塗らずに出られない、というのが漠然とした肌の悩みではなく、いくつかの場面の名前として並んだ時点で、それはもう、減らしていける方向を持った対象になっています。
言葉にする3つを、もう一度3行で
- ① 塗って出た場面と、塗らずに出た場面を、2列に分けて書く
- ② 出られなかった場面に、そのとき会う相手を書き添える
- ③ いつごろから増えたかを、いちばん下に1行
この3つは今夜から書けます。ただ、いま自分の肌がどこで崩れているかは、場面の記録では分かりません。
この記事に書いたのは、出られない場面を言葉にする手順です。ご自分の肌が今どの状態にあるかは、場面の記録では分かりません。
そこは測ってみないと決まらないところです。S:RAでは施術前に、全20問・約2分の肌タイプ診断を実施しています。言葉にできたあとは、もっと正確に測れます。
ノーファンデ肌管理サロン S:RA(エスラ)中目黒
東急東横線・日比谷線「中目黒駅」正面出口より徒歩6分/完全個室・完全予約制
▶ 毛穴撃退コースの詳細はこちら(肌タイプ診断についてもこのページに書いています)
https://sra-beauty.com/lp/?utm_source=note&utm_medium=article&utm_campaign=suppin-de-derarenai
※本診断はカウンセリングを目的としたものであり、医学的な診断ではありません。
※当サロンの施術はエステティックの範囲で行うものであり、医療行為ではありません。
※効果・実感には個人差があります。
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