値段を上げても、続けても変わらない、と感じている方へ。この記事では商品の良し悪しを判定しません。もっと良いものを使えば変わるはずだと、私は長いあいだ思っていました。今は、無かったのは確かめる方法のほうだったと考えています。

書くのは、確かめ方のほうだけです。どれを買うべきかは書きません。

高い化粧品を、何本も試しました。変わりませんでした

高い化粧品を、何本も試しました。私には、変わりませんでした。

先に書いておきますが、それが良くない品だった、という話ではありません。良くない品だったのなら、話はずっと簡単でした。合わなかったものを外していけば、それで済んだからです。

もっと良いものを使えば変わるはずだと、私は長いあいだ思っていました。

この前提を持っていると、変わらなかったという結果は、いつも同じ意味になります。まだ良いものに行き当たっていないだけだ、という意味です。

だから、変わらないという事実そのものが、次を買う理由になっていました。 前提を疑うための材料には、一度もなりませんでした。

変わらないたびに、私は次のものを探していました

何年も、答えを探し続けました。一万円前後のクリームも、何本も。それでも、次を探していました。

いま並べてみると、この買い替えは、ある前提の上にだけ立っていました。良いものを使えば変わる、という前提です。

前提が正しいなら、変わらなかったのは、まだ良いものに当たっていないからだ、ということになります。だから次を探す。探して、また変わらない。すると、次を探す理由が、もう一段増える。

この形は、内側からは止まりません。 止めるための材料が、この形の中に入っていないからです。

今は、良し悪しの問題ではなかったと考えています

今は、良し悪しの問題ではなかったと考えています。

高いものに意味がない、と言いたいのではありません。安いもので足りる、と言いたいのでもありません。私はどちらの側にも立っていません。

調べていくと、高いものは無駄だ、安いもので十分だ、と書かれていることが多いです。書かれていることには、それぞれ理屈があります。ただ、どちらを読んでも、私の手元では何も決まりませんでした。

どちらの主張も、良いか悪いかを判定する話だからです。判定する話である以上、判定するための材料が要ります。

高いか安いかという線の上で、私はずっと自分の位置を探していました。その線の外に出るという発想が、そもそもありませんでした。

良いか悪いかを決める前に、決められる材料が私の手元に無かった、というだけのことでした。

無かったのは、自分で確かめる方法のほうでした

無かったのは、自分で確かめる方法のほうでした。

確かめ方はあります。気になりはじめたのが、いつからか。それを思い出すことです。

季節までで大丈夫です。去年の秋ごろ、で足ります。ここ数年、でも足ります。日付まで思い出す必要はありません。出てこないところは、出てこないままにしておいてかまいません。

紙でも、スマホのメモでもかまいません。書き出しておくと、次に見返したときに、記憶のほうが動かなくなります。

なぜ、いまの見え方ではなく、いつからなのか。いま見えているものが同じでも、そこに至るまでの長さは、人によって違うからです。 見えているものだけを並べると、そこは揃って見えます。揃って見えるので、同じ話として扱われます。

思い出したから何かが分かる、とまでは言いません。書けるのは、確かめるための材料になります、というところまでです。ただ、材料を持っているかどうかで、そのあと自分で判断できる範囲は変わります。

最初に見るのは、今の状態ではなく、いつからかのほうです

最初に見るのは、今の状態ではありません。いつからか、のほうです。

今の状態は、見ればわかります。鏡でも、写真でもわかりますし、あとからでも確かめ直せます。

いつからかは、そうではありません。思い出さないと出てきませんし、置いておくほど出にくくなります。あとから足せないほうの情報を、先に取っておく。 順番としては、それだけのことです。

棚の前で迷うとき、手がかりにしているのは、たいてい今の見え方です。今の見え方だけを持って選ぶと、選択肢の側が用意している説明に、こちらが合わせにいくことになります。いつからか、を一緒に持っていれば、少なくとも自分の側にも材料があります。

同じ見え方でも、半年と十年では、次に見るところが変わります。ここで言う半年と十年は、気になりはじめてからの長さのことで、何かにかかる時間のことではありません。

ただ、その先が何に変わるのかを、いま知っておく必要はありません。変わるということだけ知っておけば、今日は足ります。

今のものをやめてください、という話ではありません

いま使っているものは、そのままでかまいません。捨てる必要も、買い替える必要もありません。逆に、これを続けてください、とも書きません。どちらの側にも、私は指示を出しません。

変わらなかったことを、自分の落ち度として数えなくていい、と私は思っています。 少なくとも、そう決めるための材料が、まだ揃っていないからです。

S:RAという店をやっています。この店の名前についても、引いている線は同じです。

ファンデを塗らない人のための名前ではありません。塗り直す回数を、自分の手で少しずつ減らしていける状態を目指す。この名前は、その向きにだけ残しています。

同じ名前について、別の側から書いた記事があります。

▶ すっぴんで出かけられないと感じたときのこと

今のものをやめてください、という話ではありません。責める先を自分に向けるのだけ、やめてみませんか。


同じところに立っている方が、いるかもしれません。いつからかを書き出すところまでは、今日ひとりで終わります。そのうえで、いまの状態を数のほうからも見てみたいと思われたときに使えるものがあります。S:RAでは施術前に、全20問・約2分の肌タイプ診断を実施しています。

ノーファンデ肌管理サロン S:RA(エスラ)中目黒
東急東横線・日比谷線「中目黒駅」正面出口より徒歩6分/完全個室・完全予約制

▶ 毛穴撃退コースの詳細はこちら(肌タイプ診断についてもこのページに書いています)
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※本診断はカウンセリングを目的としたものであり、医学的な診断ではありません。
※当サロンの施術はエステティックの範囲で行うものであり、医療行為ではありません。
※効果・実感には個人差があります。


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