洗顔は何秒が正解なのか、調べるほど数字が割れて決まらない方へ。私は秒数を決めていません。

カウンセリングでも秒数は伺わず、洗い終わってからタオルを当てるまでに何をしているか、すすぎを何回で終えているかのほうを伺います。

洗顔は何秒が正解か。私は秒数を決めていません

洗顔の時間は何秒がいいですか。施術の前に、この問いを受けることがあります。

答えを先に出します。私は秒数を決めていません。

決めていない理由は単純です。秒数を伺っても、答えられる方が多くないからです。

そして、調べるほど数字は割れます。同じ検索結果の中に並んでいるのに、書かれている数字が媒体ごとに違う。どれも自信をもって書かれているのに、揃っていません。

どれかに決めたくて調べ始めたのに、調べるほど決まらなくなる。その手前で止まっている方に向けて書いています。

ここで、どこにいくつと書かれていたかには触れません。数字を並べた時点で、この記事は「どれが正しいか」を決める記事になります。私が書きたいのは、そこではありません。

秒数に意味がない、とも申し上げません。私が決めていない、という自分の話までです。

では代わりに何を見ているのか。この記事が書くのは、そこだけです。秒数の代わりに私が伺っている場所を、そのままお伝えします。

秒数を決めていないのは、私が秒数のほうを伺っていないからです

なぜ決めていないのか。私がカウンセリングで秒数を伺っていないから、というのがそのままの理由です。

秒数を伺っても、答えられる方は多くありません。時計を見ながら顔を洗っている方が、まずいらっしゃらないからです。

洗面所に立ってから顔を上げるまでのあいだ、時間は測られていません。だから思い出そうとしても、思い出す先がありません。

答えられない問いを立てると、そこで止まります。答えが出ないので、合っていたのかどうかも確かめようがない。試したのか試していないのかすら、あとに残りません。

ですから私は、答えられる問いのほうに置き換えています。

置き換え先が何かは、このあとの見出しが持っています。ここで書いているのは、置き換えるという考え方までです。

なお、数字が割れているのは、書いている側がいい加減だからではないと私は思っています。測っている前提が、媒体ごとに違うのだと考えています。

どこからどこまでを洗顔と呼ぶのか。その前提が揃っていなければ、出てくる数字も揃いません。ただ、どこがどう違うのかまでは私には分かりませんので、推し量らずにおきます。

そもそも洗うかどうかを決めかねている、という段階の方もいらっしゃいます。洗うかどうかそのものは、先に別の記事に書きました。

▶ 朝、水だけで洗うかどうかの話

ノーファンデ、と店に付けた名前についても、私は同じ形で答えています。ファンデを減らしましょう、と迫る看板ではないのです。顔にのせる量を、あとから自分で減らせるようにしておく。答えとしては、それで全部です。

カウンセリングで、私が秒数の代わりに伺っていること

ここが、この記事の中身です。

ひとつめは、洗い終わってから、タオルを当てるまでに何をしているかです。

顔を上げてすぐタオルに手が伸びる方もいれば、そのあいだに髪を留めたり、歯を磨いたり、洗面台を拭いたりしている方もいらっしゃいます。ここは人によってまったく違います。

同じ「洗顔」という一語で呼んでいても、その前後で起きていることは同じではありません。だから私は、その一語の中身のほうを伺います。

私が知りたいのは、洗っている最中の長さではなく、その前後がどうなっているかです。

ふたつめは、すすぎを、何回で終わりにしているかです。

数えたことはない、と最初におっしゃる方が多いです。それでも、思い出してみてくださいとお願いすると、たいていの方がその場で答えられます。

はっきりした数でなくてかまいません。だいたいこのくらい、で足ります。手のほうが回数を覚えている、という言い方がいちばん近いように思います。

秒数のほうは、思い出そうとしても手がかりが残っていません。すすぎの回数は、蛇口に手を伸ばした動作として残っています。同じ洗顔の話でも、あとから取り出せるかどうかがまったく違います。

私がこの二問を選んでいるのは、単純な理由からです。秒数は答えられる方が多くないのに、こちらはその場で答えが返ってくるからです。

答えられる問いは、確かめるのに向いています。

自分が今どうしているかが分かっていれば、何かを変えたときに、変える前との差があとに残ります。分かっていなければ、変えたのかどうかも残りません。

正しい秒数をお配りすることよりも、確かめられる状態をお渡しすることのほうが、私の仕事としては先に来ると考えています。

それでも秒数を知りたい日のこと

とはいえ、秒数を知りたくなる日があるのは自然なことだと思います。

肌の調子が読めない日ほど、はっきりした数字が欲しくなる。私はそれを止めません。

ただ、秒数を決めても、それが自分に合っていたかを確かめる方法がないまま終わりやすいです。

決めた数字を守れた日と守れなかった日があって、そのどちらもそれ以上は残らない。守れた日が続いても、続いたという記録が残るだけです。

秒数を決めてみました、と伺うこともあります。決めたこと自体を否定するつもりはまったくありません。ただ、そのあとに何が起きたかを伺うと、決めた数字を守れたかどうかの話で終わってしまうことが多いです。

守れたことと、自分に合っていたことは、別のことです。前者は自分で確かめられますが、後者はそのままでは確かめようがありません。

ですから私は先に、確かめられるほうの問いをお渡ししています。順番の話であって、秒数を調べることをやめてくださいという話ではありません。

そのうえで、ひとつ線を引いておきます。

洗い終わったあとの時間については、この記事では扱いません。そちらは別に書いています。

▶ お風呂上がりの順番を書いた話

今夜できるのは、すすぎの回数を数えるだけです

今日お持ち帰りいただきたいことは、これだけです。

今夜の洗顔で、すすぎを一度だけ数えてみてください。

数えるだけです。増やさなくていいし、減らさなくてもかまいません。

回数が多いか少ないかを判定する話ではありません。私はここで、いくつが良いという数字を持っていません。

今夜のご自分の回数を、一度だけ知っておく。それだけです。

やり方も決めていただかなくて大丈夫です。頭の中で数えても、指を折っても、口に出しても同じです。今夜の一回だけ、数が分かればそれで足ります。

一度でかまいません。毎日数える必要はありません。書き留めていただかなくても、一度数えれば、その回数はご自分の中に残ります。

そして、出た回数に良い悪いを付けないでいただきたいです。今の自分がどうしていたかを知った、というところで止めてください。

なぜ数えていただくのかというと、そのあと何かを変えたくなったときに、比べる相手が要るからです。今夜の回数が、そのときの比べる相手になります。

新しく何かを買っていただく必要もありません。今夜、洗面所で終わります。

もう一度、洗顔は何秒か

洗顔の時間は何秒がいいですか。

秒数は決めていません。代わりに、すすぎを何回で終えているかを伺っています。私の答えは、そこで終わりです。

調べた先で数字が割れていることは、たぶんこれからも変わりません。それでも、ご自分の回数だけは今夜のうちに分かります。

決めていないのは、決められないからではありません。数えられるほうを先に渡したいからです。


私が答えられるのは、私が見ている範囲までです。すすぎの回数はご自分で数えられますが、その回数が今のご自分にどう当たっているかは、数えた本人にも分かりません。

S:RAでは施術前に、全20問・約2分の肌タイプ診断を実施しています。一度数えたあとなら、もっと正確に測れます。

ノーファンデ肌管理サロン S:RA(エスラ)中目黒
東急東横線・日比谷線「中目黒駅」正面出口より徒歩6分/完全個室・完全予約制

▶ 毛穴撃退コースの詳細はこちら(肌タイプ診断についてもこのページに書いています)
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※本診断はカウンセリングを目的としたものであり、医学的な診断ではありません。
※当サロンの施術はエステティックの範囲で行うものであり、医療行為ではありません。
※効果・実感には個人差があります。


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