クレンジングをオイルにするかミルクにするか、どちらの説明も読んだのに決まらない方へ。この記事では、肌質でおすすめを配る代わりに、落とすのに指が動いている時間という軸で、今日どちらから試すかだけを分けます。
どちらが良いかは書きません。扱うのは、今日どちらから試すか。そこだけです。
「オイルは落ちる」「ミルクはやさしい」。どちらも読んだのに、どちらが自分の話か分からない
これまで読んできたことを、まず両方そのまま置いてみます。「オイルは落ちる」。そして「ミルクはやさしい」。どちらもよく見かける説明です。
読んでいるあいだは、どちらも筋が通って読めます。書いてあることは、それぞれの立場で正しく整理されていると思います。私はどちらの説明も否定しません。
それでも、売り場に立つと決まらない。両方の説明を思い出せるのに、そこで手が止まる。
同じところで止まる方に、私はこれまで何人もお会いしてきました。決まらないのは、読み足りないからではありません。読んだ説明を、どんな日の自分に当てるかのほうが、まだ決まっていないからです。
足りないのは商品の情報ではなく、当てる先の条件のほうだと私は思っています。
なお、クレンジングを鼻の黒ずみの話として読みに来た方には、そちらは別に書いています。
分けているのは肌質ではなく、落とすのに指が動いている時間です
肌質は、日ごとに大きく動くものではありません。昨日と今日で入れ替わるようなものとしては、そもそも扱われていません。
ところが、その日のメイクの量は動きます。落とすのにかけている時間も、日によって違います。
選ぶときの基準のほうは固定されていて、使う日の条件のほうだけが動いている。そのずれを抱えたまま、同じ1本を選び続けていることになります。
同じ1本を、しっかり塗った日にも、ほとんど塗っていない日にも使う。そのこと自体が悪いという話ではありません。選んだときに思い浮かべていた日と、実際に使っている日が、毎日少しずつずれているというだけです。
だからこの記事は、軸を1本だけにします。落とし終わるまでに、顔の上で指が動いている時間です。
測り方は簡単です。時計を見なくてかまいません。いつもより長かったか、いつもどおりだったか。この2つで足ります。
秒数を数える必要もありません。数えはじめると、その日だけ手が丁寧になってしまって、いつもの時間のほうが測れなくなります。
この軸は、どちらが優れているかを決めるための軸ではありません。今日どちらから試すかを決めるための軸です。
指が動いている時間が長くなってきた方は、まず時間のほうを短くしてみる
こちらの側から書きます。とくに濃く塗った日でもないのに、落とし終わるまでが以前より長くなってきている。心当たりがあるのは、この文でしょうか。
該当する方がやることは、商品を替えることではありません。変えるのは、順番のほうです。
いつも最後まで残る場所、たとえばアイメイクや口もとを、先に片づけてしまう。そのあとで全体にいきます。落ちにくい場所を全体と一緒に扱うと、そこに合わせて全体の時間が伸びます。
短くしてみる、といっても、途中でやめるという意味ではありません。落とし切るところまでは変えずに、残りやすい場所にかけている時間を、前のほうへ寄せるだけです。全体の長さのほうが結果として縮まれば、それで足ります。
順番を入れ替えるだけなので、今夜から試せます。新しく買うものはありません。ここで2本目を用意する必要もなく、増やすものは何もありません。
もうひとつ。この期間は、クレンジング以外のものも動かさないでおいてください。同じ週に別のものが変わっていると、順番を入れ替えたことだけを見ていられなくなります。
そして、替えるかどうかを決めるのは、時間を短くしてみたあとにします。先に替えてしまうと、替えたから変わったのか、時間が短くなったから変わったのかが、あとから切り分けられなくなります。
順番を変えた日と、変えなかった日。その2種類だけを、しばらく行き来してみてください。何日でという線引きはしていません。いつもどおりに戻ったと思える日が出てくるまでで足ります。
この側の方は、もう片方を読まなくてかまいません。 両方やると、どちらが効いたのかが分からなくなります。
すぐ終わっているのに、洗い上がりで何かを足したくなる方は、そのあとの1手を減らしてみる
もう片方の側です。落とすのはすぐ終わる。長くかかっている感覚はありません。ただ、洗い終わったあとに、いつも何かを足したくなる。
該当する方がやることも、クレンジングを替えることではありません。そのあとに足している1手を、いったん1つだけ減らします。
ここでいう1手は、洗い終わってから寝るまでのあいだに手に取っているものの、その1つ分です。何を外すかを決める前に、今いくつ並んでいるかがはっきりしていれば足ります。
こちらも今夜から始められます。買い足すものはなく、外してしばらく様子を見るだけです。
減らすのは1つだけにしてください。同時に2つ減らすと、どちらだったのかが分からなくなります。どれから外すか迷ったら、いちばん後から増えたものが、いちばん戻しやすいです。
減らしたあとに確かめることも、ひとつだけです。また足したくなったかどうか。足したくなったなら戻してかまいませんし、ならなかったなら、そのまま何日か続けてみてください。
減らすこと自体が目的ではありません。1つずつ動かすと、あとから読みやすい。それだけの手順の話です。
そして、足したくなるという感覚のほうが何を意味しているかは、先に別の記事に書きました。ここでは理由には立ち入らず、足している1手を1つ減らすところまでにします。
こちらも、クレンジングを1本増やす話にはしません。触るのは、そのあとに並んでいるものの本数だけです。
この側の方は、もう片方を読まなくてかまいません。
カウンセリングで伺うと、選んだ基準のほうだけが固定されている
S:RAでは、カウンセリングのときに、今お使いのクレンジングを伺っています。あわせて、それをどうやって選んだかも伺います。
肌質で選んだ、と答えられる方は多いです。ご自分の肌質と、書いてある説明とを照らして、合いそうなほうを選んだ、という選び方です。
ところが同じ方に、この一週間のメイクの濃さを伺うと、日によって違うと返ってきます。予定のある日と、そうでない日。出かける日と、家にいる日。
選んだときの基準は固定されていて、使う日の条件だけが動いている。 そう答えられる方に、私は何度もお会いしています。
だからこの記事は、固定されている側ではなく、動いている側を軸に置きました。動いている側なら、今日の自分をそのまま当てはめられるからです。
最後に、サロンの名前について一度だけ書かせてください。
「ノーファンデ」という言葉をサロンの名前に使っているのは、ファンデをやめてほしいからではありません。頼る量のほうを、自分で減らしていける。そこを目指したくて、この言葉を選びました。
どちらの側かは、今日決めなくてかまいません
落とし終わるまでが長くなってきた方は、順番を入れ替えて、全体にかける時間のほうを短くしてみる。すぐ終わっている方は、そのあとに足している1手を、いったん1つだけ減らしてみる。やるのは片方だけです。
どちらとも決めきれない日があるなら、今の1本を替えないままで進めてかまいません。 どちらの側にいるかは、何日か測っているうちに見えてきます。
決めるのは今日でなくていい。ただ、どちらの側から見ているかだけは、今日から決められます。
この記事で分けたのは、今日どちらから試すかまでです。ご自分の肌が今どの状態にあるかは、この記事の軸では分けられません。
S:RAでは施術前に、全20問・約2分の肌タイプ診断を実施しています。どちらから試すかを決めたあとは、もっと正確に測れます。
ノーファンデ肌管理サロン S:RA(エスラ)中目黒
東急東横線・日比谷線「中目黒駅」正面出口より徒歩6分/完全個室・完全予約制
▶ 毛穴撃退コースの詳細はこちら(肌タイプ診断についてもこのページに書いています)
https://sra-beauty.com/lp/?utm_source=note&utm_medium=article&utm_campaign=cleansing-sonohi-no-make
※本診断はカウンセリングを目的としたものであり、医学的な診断ではありません。
※当サロンの施術はエステティックの範囲で行うものであり、医療行為ではありません。
※効果・実感には個人差があります。
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