洗顔の最後に冷水をかけている方へ。この記事では、意味があるかないかを決める代わりに、閉じますかという問いにまず答えます。

そのうえで、どこで使えば残せるかと、ご自分で何を測れるかを書きます。洗顔料を使うかどうかの話ではありません。

毛穴は冷やすと閉じますか。閉じません、と私はお答えしています

洗顔の最後に、冷たい水をかける。この習慣が何年も続いている、という方に、私は何人もお会いしています。

いつ始めたのかは覚えていない。ただ、やめると何か損をしそうな気がして続けている。そういう受け止め方をされている方が多いです。

その方たちから、施術の前によく同じ問いを受けます。冷やすと毛穴は閉じますか、と。

答えは先に出します。閉じません。 ただし、やめてくださいという話にはなりません。この記事はそこには行きません。

冒頭で書いたとおり、洗顔料を使うかどうかの話でもありません。そちらは先に別の記事に書いています。

▶ 朝の洗顔で、洗顔料を使うかどうかを決める前の話

毛穴に、開け閉めのスイッチのようなものがあるわけではない、と言われています

では、なぜそうお答えするのか。

毛穴に、開け閉めのスイッチのようなものがあるわけではない、と言われています。 ここは伝え聞いている話として書きます。私は施術者であって、体の構造そのものを断定できる立場ではありません。

では「開いた」「閉じた」という言葉は何なのか。私は、見え方につけた呼び名だと考えています。

今日は開いて見える、今日は閉じて見える。そう感じたことに、あとから付いた言葉のほうです。

ここで一語だけ、整理させてください。引き締める、という言葉です。

この一語は、読んでくださっている方が使うときと、私が使うときで、別のものを指していることがあります。前者はたいてい毛穴そのものの話で、後者はそのふちの周りがどう見えるかの話です。

同じ一語なので、会話はそのまま成立します。ただ、指しているものが違うまま進むと、やってみた結果の読み方がずれます。

変わって見えるのは毛穴ではなく、そのふちの周りのほうです

ここが、この記事でいちばん書きたいところです。

冷たい水をかけたあと、毛穴が小さくなったように見えることがあります。そのとき実際に変わっているのは、毛穴そのものではなく、そのふちの周りの皮膚のほうです。

冷たい水でそこが締まると、ふちが持ち上がって、影が浅くなる。影が浅くなるので、小さく見える。順番でいうと、そうなります。

書いているのは、小さく見えるところまでです。小さくなる、とは書きません。見えていたものの正体が入れ替わっただけで、毛穴の大きさについては何も申し上げていません。

なお、黒く見えているほうについては、この記事では扱いません。色の話は別に分けています。

では無駄かというと、違います。使いどころを決めれば残せます

ここまで読んで、では続けてきたことは何だったのか、と思われたかもしれません。そうは思っていません。

では無駄かというと、違います。冷たい水をかけたあと、見え方が変わっている時間は確かにあります。

問題は、その時間をどこに使うかです。毎日のケアの一部として、肌そのものを変えるために続けるものとしては、私はお勧めしていません。ただ、その日の支度の一部としてなら、十分に使えます。

人と会う約束のある朝も、写真を撮る予定がある日も、私にとっては同じ一つの場面です。これから人前に出る、その支度の前。

だから、毎日のケアとしてどうか、ではなく、その日の支度の一部として使えるかという話です。そう読み替えれば、今までどおり続けて差し支えありません。

やめる必要はありません。使いどころを決めるだけです。

何分で元の見え方に戻るかは、人によって違います

洗顔の最後を冷水にしている、という方に、私はこれまで何人もお会いしてきました。そのなかで、はっきりしていることがあります。

元の見え方に戻るまでの時間が、人によってかなり違うということです。同じことをしても、同じようには戻りません。

ですから、どこかで見かけた分数を借りてきても、ご自分には当たりません。私の側から「何分もちます」とお伝えすることもしません。持っていない数字だからです。

そのうえで、今日できることが一つだけあります。冷たい水をかけたあと、元の見え方に戻るまでが何分かを、一度だけ測ってみてください。

測り方は、きちんとしていなくてかまいません。支度のどのあたりで戻ったか、で足ります。服を着替えるまでもっていたのか、家を出る前に戻っていたのか。それくらいの粒度で十分です。

一度でかまいません。毎日続ける課題にはしないでください。書き留めなくても、一度測れば、ご自分の数字は残ります。

そして、出た数字に良し悪しを付けないでください。早く戻ったから悪い、長くもったから良い、という読み方はしません。ご自分の条件を知った、というだけです。

毎日の洗顔で温度をどう扱うかは、先に別の記事に書きました。ここでは温度の勧め方には立ち入らず、一度測るところまでにします。

▶ 毎日の洗顔で、お湯の温度をどう扱うかの話

借りものの分数ではなく、ご自分の分数を一つ持っておく、というだけの話です。

毛穴は冷やすと閉じますか。閉じません。ただ、無駄ではありません

最初の問いに戻ります。毛穴は冷やすと閉じますか。

閉じません。ただ、無駄ではありません。

変わって見えていたのは毛穴そのものではなく、そのふちの周りのほうでした。毎日のケアとしてではなく、人前に出る支度の一部として残しておけば、そのまま続けられます。

そして今日できるのは、元の見え方に戻るまでが何分かを、一度だけ測ることです。ご自分の分数が一つあれば、次からは借りものの数字で迷わずに済みます。

影の深さを決めているのは、ふちの周りの状態です。そこは、見た印象だけでは分かりにくいところです。

ノーファンデという名前が見ているのは、ファンデをやめることではなく、頼る量を減らしていけることのほうです。


この記事で書いたのは、ご自分で測れるところまでです。今のご自分の肌がどの状態にあるかは、この記事の外にあります。

S:RAでは施術前に、全20問・約2分の肌タイプ診断を実施しています。ご自分の分数を一つ持ったあとなら、もっと正確に測れます。

ノーファンデ肌管理サロン S:RA(エスラ)中目黒
東急東横線・日比谷線「中目黒駅」正面出口より徒歩6分/完全個室・完全予約制

▶ 毛穴撃退コースの詳細はこちら(肌タイプ診断についてもこのページに書いています)
https://sra-beauty.com/lp/?utm_source=note&utm_medium=article&utm_campaign=keana-reisui-hikishime

※本診断はカウンセリングを目的としたものであり、医学的な診断ではありません。
※当サロンの施術はエステティックの範囲で行うものであり、医療行為ではありません。
※効果・実感には個人差があります。

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